潰瘍性大腸炎になった男の物語②(はじめての大腸内視鏡検査)

闘病記
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明日は、大腸カメラの日。

前日の夕食は早めに済ませ、約2リットルの下剤を準備し、下剤を服用して寝ることに。

当日の朝からは、2リットルの下剤を飲んでいく。
ムーベンとかいう、シャレのようなネーミング。

ムーベン、無〜便、シャレだよな。

ところで、このムーベンが非常にまずい。

経口補水液や海洋深層水のようなこってりした液体だ。

これを少しずつ、飲んでいく。
飲んだら体を動かして腸を動かす。

すると、お腹がゴロゴロしてトイレに直行、以下略。

さて、お尻からはほぼ透明な水しか出なくなったら腸の中は空っぽだ。

そして、病院に向かう。

最初に行った病院は個人病院だったので、胃カメラと大腸カメラを同時にやるという、超合理主義。

まぁ、どうせ胃も腸も空っぽだし、胃カメラもやったことがなかったのでちょうど良い。

ということで、先に胃カメラをやった。

胃は問題なし。

次に大腸カメラ。

紙で出来たおしりの部分だけ穴が空いたハーフパンツのようなものを履く。

点滴で鎮静剤のようなものを打たれ、意識がボーッとする。

※この点滴はやらなくても検査できるのは後で知ったのだが、点滴をしなければ検査後の回復時間がないので早く帰れる。

お尻からカメラを入れていく。

ボーッとしながらも、カメラの映像が見られるので、自分の腸の中を医師と一緒に見ていく。

大腸カメラの辛いところは、ガスを入れて腸を膨らませながら検査するところだ。

お腹の張りが半端ない。

まるで自分のお腹が風船のようだ。

ガスを入れるので、オナラもしたくなる。

そしてベッドに寝転がりながら、右向いたり左向いたりと意外と疲れ、足がつりそうになったりで大変だ。

なんとか検査を終え、ベッドで少し横たわり鎮静剤の効果がなくなるのを待つ。

そして、なけなしのクッキーを1枚もらい帰るのであった。
(他の病院では飴をもらったりと、一時的な栄養補給なのだろう)

後日、結果を聞きに病院へ。

「潰瘍性大腸炎だね」

これで晴れて潰瘍性大腸炎患者の仲間入り
\(^o^)/

なんて、嬉しいはずもなく現実をただ受け止めるだけなのであった。

そして、潰瘍性大腸炎の治療薬となるアサコールを処方される。

このデカイ薬を一生飲み続けるのか、、、

先行きの不安を感じながらも、これで症状が治まるならいいか。

飲み始めて一週間。

全然効果がない!

医師に伝えると、サラゾピリンという薬を飲むように指示される。

このサラゾピリンが僕に地獄を味合わせてくれるとは、この時の僕には想像するはずもなかった。

つづく。

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