風邪のひき始めに効果のあるという葛根湯。
いつが、風邪のひき始めで、いつまでが、風邪のひき始めなのか、と考えたりしているうちに、ついつい葛根湯を飲み過ぎてしまっていたりしました。
葛根湯に含まれる麻黄の影響
葛根湯の飲み過ぎはどういう影響があるかをGeminiに聞いてみたところ、葛根湯の成分の麻黄が交感神経を刺激するので、あまりよろしくないらしいです。
特にメンタル的に不調のある方(不安症・パニック障害など)の方には葛根湯の長期服用は避けたほうがよいようです。
以下、昨今はやりのAI(Gemini)を使って調査してみました。
AIは間違いもありますので、参考程度にし、詳しくは専門家にご相談ください。
葛根湯を飲み過ぎるとどうなる?副作用は?Geminiの回答
葛根湯を飲み過ぎたり、体質に合わないのに飲み続けたりすると、主に「麻黄(マオウ)」と「甘草(カンゾウ)」という生薬の成分による副作用が出る可能性があります。
具体的にどのような症状が起こるのか、詳しく解説します。
1. 交感神経の刺激による症状(成分:麻黄)
葛根湯に含まれる「麻黄」にはエフェドリンという成分が含まれており、交感神経を活性化させます。飲み過ぎると以下のような症状が出ることがあります。
- 動悸(心臓がドキドキする)
- 血圧の上昇
- 不眠・神経過敏(目が冴えて眠れない)
- 発汗過多(汗が止まらない)
- 吐き気・食欲不振
- 排尿困難(尿が出にくい) ※特に前立腺肥大がある方
2. 偽アルドステロン症(成分:甘草)
多くの漢方薬に含まれる「甘草(カンゾウ)」を過剰に摂取すると、体内のカリウムが失われ、血圧が上がる「偽アルドステロン症」という状態になることがあります。
- むくみ(顔や手足)
- 血圧の上昇
- 体がだるい、力が入りにくい
- こむら返り、筋肉痛
3. 胃腸への負担
葛根湯は比較的強い薬なので、胃腸が弱い人が飲むと、胃もたれ、胃痛、下痢などを起こすことがあります。
4. 肝機能障害・間質性肺炎(稀なケース)
非常に稀ですが、体質に合わない場合に重篤な副作用として、肝機能の数値異常(黄疸など)や、息切れ・空咳を伴う間質性肺炎が報告されています。
「飲み過ぎ」になるケースとは?
- 1日の規定量を超えて飲む: 早く治したいからと1回に2包飲んだりするのはNGです。
- 他の薬との併用: 他の風邪薬、鼻炎薬、漢方薬にも「麻黄」や「甘草」が含まれていることが多く、知らず知らずのうちに成分を過剰摂取してしまうケースが非常に多いです。
- 長期服用: 葛根湯は「風邪のひき始め(数日)」に飲む薬です。1週間以上ダラダラ飲み続けるのは避けましょう。
注意が必要な人
以下の方は副作用が出やすいため、医師や薬剤師への相談が必要です。
- 高齢者(生理機能が低下しているため)
- 著しく体力が衰えている人
- 心臓病、高血圧、腎臓病の持病がある人
- 甲状腺機能障害がある人
もし異変を感じたら
もし葛根湯を飲んで、「動悸が激しい」「むくみがひどい」「尿が出にくい」「胃が痛い」などの症状が出た場合は、すぐに服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。
基本的には、説明書に書かれた用法・用量を守り、風邪の初期症状があるときだけ数日間服用するのが最も安全で効果的です。
葛根湯を毎日朝晩に飲むのはパニック障害にはよくないですか?Geminiの回答
パニック障害を抱えていらっしゃる方が、葛根湯を「毎日、朝晩」と継続的に服用することは、あまりおすすめできません。
パニック障害の症状を悪化させたり、予期不安(また発作が起きるのではないかという不安)を誘発したりするリスクがあるためです。
その理由を詳しく解説します。
1. 「麻黄(マオウ)」がパニックを誘発する可能性がある
一番の理由は、葛根湯に含まれる「麻黄」という生薬です。
前述の通り、麻黄にはエフェドリンという成分が含まれており、交感神経を刺激します。
- 身体的変化: 心拍数が上がる、動悸がする、血圧が上がる、手が震える。
- パニック障害への影響: パニック障害の方は、自分の心拍数の変化に対して非常に敏感です。葛根湯による「少しドキドキする」という身体的な刺激が、脳に「パニック発作が起きる前触れだ!」と誤認させ、本物のパニック発作を誘発してしまうことがあります。
2. 葛根湯は「長期服用」する薬ではない
葛根湯は、漢方の考え方で「表証(ひき始めの数日間)」に使う薬です。
- 本来の期間: 風邪の初期なら1〜3日程度、長くても1週間以内です。
- 毎日の服用による弊害: 毎日飲み続けると、麻黄による自律神経への負担だけでなく、「甘草(カンゾウ)」による偽アルドステロン症(むくみ、血圧上昇)のリスクも高まります。
3. パニック障害の治療薬との兼ね合い
もしパニック障害のために病院からお薬(SSRIや抗不安薬など)を処方されている場合、葛根湯の交感神経刺激作用がその治療を妨げてしまう可能性があります。
他に交感神経を刺激するような漢方や食べ物はありますか?Geminiの回答
パニック障害を抱えていらっしゃる場合、交感神経を刺激して「動悸」「震え」「焦燥感」を引き起こしやすい漢方や食べ物には注意が必要です。
これらを避ける、あるいは控えることで、予期不安や発作のリスクを下げることができます。主なものをリストアップしました。
1. 交感神経を刺激する漢方薬(生薬)
葛根湯以外にも、以下の成分を含む漢方薬は注意が必要です。
- 「麻黄(マオウ)」を含むもの:
エフェドリンが含まれており、最も交感神経を刺激します。- 小青竜湯(ショウセイリュウトウ): 鼻炎や花粉症でよく使われます。
- 麻黄湯(マオウトウ): インフルエンザなどの高熱時に使われます。
- 防風通聖散(ボウフウツウショウサン): ダイエット・肥満改善薬としてドラッグストアでよく売られていますが、麻黄が多いため、パニック障害の方は動悸が出やすいです。
- 「人参(ニンジン)」・「紅参(コウジン)」:
元気を補う薬ですが、体質によっては「気が上がりすぎて」しまい、動悸や不眠、イライラを招くことがあります。 - 「附子(ブシ)」:
体を強力に温める生薬ですが、強心作用(心臓をドキドキさせる作用)があるため、動悸を感じやすいです。
2. 交感神経を刺激する飲み物・食べ物
日々の食事で特に注意すべきは「カフェイン」と「刺激物」です。
- カフェイン(強い刺激):
交感神経を直接刺激し、パニック発作と似た身体状態(動悸・手の震え)を強制的に作り出します。- コーヒー、濃い緑茶、抹茶、紅茶、エナジードリンク、栄養ドリンク。
- アドバイス: 麦茶、ルイボスティー、ハーブティー(カモミールなど)、デカフェ(ノンカフェイン)のコーヒーがおすすめです。
- カプサイシン(激辛料理):
唐辛子などの辛い食べ物は、心拍数や体温を急激に上げ、交感神経を興奮させます。 - アルコール(の抜ける時):
飲んでいる最中はリラックスしますが、アルコールが体から抜ける時に交感神経が反動で過剰に働きます(リバウンド現象)。これがパニック発作の引き金になることが非常に多いです。 - 高GI食品(砂糖の多いお菓子など):
大量の砂糖を摂取して血糖値が急上昇したあと、急降下する際、血糖値を上げようとして「アドレナリン」が分泌されます。これが不安感や動悸を誘発します(低血糖症状)。
3. 注意すべきサプリメント
- ダイエットサプリ:
「脂肪燃焼」をうたうものには、交感神経を刺激する成分(シネフリン、カフェイン、ガルシニアなど)が含まれていることが多いです。 - 滋養強壮系のサプリ・ドリンク:
マカや高麗人参などが高配合されたものは、神経を昂ぶらせることがあります。
パニック障害の方が選ぶと良いもの
逆に、交感神経を鎮め、副交感神経を優位にする(リラックスさせる)ものを取り入れるのがおすすめです。
- 漢方: 「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」や「甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)」などは、パニック障害の不安感や喉のつかえ感を鎮めるのによく用いられます(※必ず医師・薬剤師に相談してください)。
- 食べ物: セロトニンの材料になる「トリプトファン」を含むもの(バナナ、納豆などの大豆製品、乳製品)。
- ハーブ: ラベンダー、カモミール、オレンジフラワーなどは神経を落ち着かせます。
まとめ
特に「麻黄(入りの漢方)」「カフェイン」「アルコール」の3つは、パニック障害の症状と非常に相性が悪いため、これらを意識して控えるだけでも、心の安定につながりやすくなります。
葛根湯を毎日飲んでいたのをやめるだけでも、少し体がリラックスしてくるかもしれませんね。

