足してダメなら引いてみろ!【この4つを食べなければ病気にならない】

本の感想
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病気にならない!?
この魔法のワードにつられて手にとってしまったこの本。

〇〇を食べて痩せる、健康になるという常識の逆を行く発想に期待が膨らみます。

注目の文章

今回の注目文章は14か所!
結構多いです。健康オタクなので目からうろこです。

「赤身の肉、鶏肉、魚介類、野菜、果物、発酵食品を中心にした食事」

↑これを食べないのではないので間違えないように。
こういった食事をしなさいということ。

煮豆は体によいと思われがちですが、食べるほどに慢性炎症が起きやすくなるのです。 アスリートなどで「大豆プロテイン」を摂取している場合がありますが、これはサポニン濃度がもっとも高く危険です。

↑えっ!豆は健康にいいのではないのという驚き。

ビタミン 不足によるペラグラは、下痢や皮膚炎、認知症を引き起こす病気ですが、トウモロコシを主食とする南米に多発しています。

↑炭水化物の多い食事は栄養失調になりますので、気を付けましょう!

ビタミン 不足による脚気は、日本や東南アジアで白米が主食になりはじめた1800年代後半に流行りました。精白する際、 糠 の部分に含まれるビタミン が削り落とされたからです。ビタミン は、豚肉やウナギに豊富に含まれています。肉類をしっかり食べていれば、たとえ白米を食べても脚気にはならなかったでしょう

脚気とはウィキペディア

精製されたものは栄養が削り落とされています。
なので、玄米を食べましょう!という話でもなく、肉類をしっかり食べましょうということです。

穀物の中でもっとも弊害が少ないのは白米 と言えます。肉類、野菜、果物とともにバランスを考えながら食べましょう

↑パン、うどん、パスタを多く食べていませんか?
日本人に合うのは米です。

パンが多いのは作る側にもメリットが多いのです。

全粒穀物と同様、大豆、レンズ豆、エンドウ豆、ピーナッツなどの豆類なくしては成立しません。しかし﨑谷式パレオ食事法においては、 豆類はぜひとも避けたい食品 です。

↑前述のとおり、今回紹介する本の著者はサポニンの害のほうが強いという主張です。

サポニンとはウィキペディア

界面活性作用があり、これが細胞膜を破壊する性質があるとのことです。

豆腐にもサポニンは多く含まれます。しかし発酵させた豆や発芽豆ではサポニンはかなり減少します。大豆であれば、発酵させた納豆は、腸内の有用微生物に有効ですから、積極的に摂取してもよいでしょう。

↑納豆などの発酵させた豆は良いそうです。
こうしてみると、納豆の最強っぷりはすごいですね。

合成保存料のソルビン酸も実はトランス脂肪酸です。

↑知っている人は知っているトランス脂肪酸。
商品を買うときは原材料表示を見るクセをつけましょう。

甘味がほしいときには、ステビアという南米のハーブを使用するのも一案です。また新鮮な果物で作るホームメイドのピュレもおすすめします。

↑ステビアとはウィキペディア

果物の果糖も問題があるという意見もあります。

かつて化学調味料、うまみ調味料と呼ばれていたものは1970年代以降、加工食品になくてはならないものとして広く使われてきましたが、現在、食品添加物と指定され、「調味料(アミノ酸等)」などと表示されています。

↑ようするに味の素のことです。

赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種「タンニン」もリーキーガットを起こします。

↑お茶や柿の渋みがタンニンです。

タンニンとはウィキペディア

おすすめするのは、ダークチョコレート。ココアが75%以上含まれたもので、ファイトケミカルであるポリフェノールもたっぷりです。

↑最近はコンビニでもカカオ含有量の多いチョコレートが買えます。

50→60→70→80→90% と順にあげていくといいでしょう。

ハムやソーセージといった加工肉は肉類には含みません。 80%が脂肪分で良質のたんぱく質とは言えませんし、添加物だらけです。またトウモロコシや大豆などの飼料で育った家畜肉も要注意です。

↑ハム、ソーセージ、ウィンナー、ベーコン、スパムなど。このあたりは美味しいですけどなるべく控えましょう。グラスフェッドビーフが望ましいですが、日本では簡単に手に入らないのでそこまで気にしなくていいとは思います。

トウガラシの辛味成分「カプサイシン」は、リーキーガットを起こすと報告されています。

↑スパイスすべてが刺激物ではなく、辛すぎるものには注意です。

今回紹介した本はコチラ

この4つを食べなければ病気にならない
崎谷博征 著

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