糖質。甘いものだけでなく、炭水化物も含まれます。
現代病の多くが、この糖質過剰であるという説があります。
注目の文章
今回の注目の文章は9か所!
よく考えれば、何十年にもわたって「人体実験」が行われてきた。脂質悪玉説という仮説の人体実験である。そして、脂質の摂取量を減らし、その代わりに糖質を増やした食事を摂った結果が、現在の悲惨な状況である。人類はこの仮説が間違っていることを、多くの犠牲者を出して証明したのである。
↑コレステロールが悪い、卵が悪いと言われてきました。
その結果、糖尿病・がんは増え続けています。
精神疾患の患者も増え、よくわからない病気も増えてきました。
揚げ物は?これは悪いです。
何に対する感受性か? それは血糖とインスリンである。どちらも一定量は必須の物質であるのだが、これらが多くても少なくても、問題が起きるのである。
↑糖質を食べると血糖値があがり、インスリンが分泌されて血糖値が下がる。
この血糖値の上下の幅が大きいことが不調の原因という節もあります。
糖質の中でもとりわけ果糖は、内臓脂肪に直結している。
↑果糖。果物、とくにフルーツジュースは一気に胃に流し込むので注意です。
最近の果物は、品種改良のし過ぎで甘くなりすぎです。
糖質の中でも最も毒性が高いと考えられているのが果糖である。果糖を過剰摂取すると、中性脂肪値が増加し、sdLDLや酸化LDLまで増加する。最も心臓や血管を痛めつける糖質が果糖だ
↑こういった害があるそうです。
近視さえも糖質過剰摂取が原因の一つとなっていると考えられる。もちろん、遺伝や環境の要因は大きく関わっていると思われるが、近視は狩猟採集生活では敵や獲物を見つける際に大きな問題を起こし、生き残るには非常に不利なものであるので、遺伝子的要因の多くは排除されてきたとも考えられる。
↑これは初耳でした。
テレビや、パソコン、スマホの見過ぎとも思いますが。
ドライアイは「涙の質」の問題で起こる。
↑涙の質?
高血糖とインスリン抵抗性、IGF‐1抵抗性が、涙の質を低下させ、ドライアイを引き起こす。つまりドライアイも糖質過剰症候群の一つである。目の乾きを目薬でごまかしている場合ではない
↑僕も糖質制限していますが、そういえば昔に比べると目薬の使用回数が減ったような気がします。
基本的には、薬の長期使用というのはあり得ない。不調だった部分が良くなっても、長く続ければ、その他の多くの部分が薬の犠牲になり、不調になってしまうから
↑医師に薬を飲み続けてください。そう言われたら、糖質制限を試してみてはいかがでしょうか。
「一生の病気だから、薬をずっと飲んで、うまく付き合っていくしかない」などと医師から言われたことがある人もいるかもしれない。しかし、これは本来おかしな話である。
↑おかしな話なんですよ!
薬をずっと飲み続けてくれれば、病院も製薬メーカーも儲かりますから。
ならば、自分で食生活を改善してみませんか?
今回紹介した本はコチラ
「糖質過剰」症候群~あらゆる病に共通する原因~ (光文社新書)
清水 泰行 著