季節の変わり目の憂鬱さとおさらば!【砂糖をやめればうつにならない】

本の感想
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憂鬱な気分。気分が良くなったと思ったら、また気分が落ち込む。

そんな経験は誰しもあるはず。

でも、それが何故か考えたことはありますでしょうか?

その答えがまさかの「砂糖」であったとしたら。。。

注目の文章

この本の注目文章は9か所!

ブドウ糖は脳と体のエネルギー源ですが、とりわけ、脳は大量のブドウ糖を必要とします。このため低血糖症になると、脳がエネルギー不足になるため、正常に働きません。こうして、不安、不眠、イライラ、怒り、ドキドキなど、さまざまな症状があらわれてきます。

↑脳のエネルギーはブドウ糖!やっぱり甘いものは脳にもいいんじゃないか!?

ジャガイモにはご注意ください。ジャガイモそのものは、それほど迅速に血糖を上げないのですが、手を加えてフレンチフライ、マッシュドポテトなどに代表される「ポテトの加工食品」になると、砂糖よりも血糖を速く上げるからです。

↑フライドポテト、ポテトチップスなど。ジャガイモを高温調理すると健康に良くないので気を付けましょう!

コーヒーに含まれるカフェインやタバコに含まれるニコチンは、副腎にアドレナリンをつくるように命令し、血糖を上げます。 カフェインやニコチンの摂取というのは、疲れ切った副腎や膵臓にムチ打ってさらに弱らせてしまう行為なのです。

↑カフェインやニコチンが血糖値を上げるとは知りませんでした。

でも、コーヒー飲みたい!

人が健康に生きるには、エネルギー源であるブドウ糖を安定して供給しなければなりません。血糖値を一定の範囲内( 60 ~160、平均は100)に保たねばならないのは、このためです。 血糖値がこれより低くなると、脳は正常に働きません。これは困りますから、脳は、ブドウ糖を手に入れるために特別なシグナルを全身に送ります。イライラ、心の混乱、頭に雲がかかったような思考力の衰え、空腹感などの不快感は、このシグナルです。

↑お腹がすいたらイライラする原因はこれなんです。
血糖値が下がると不快な症状が現れます。かといって、甘いものを食べればいいわけではありません。

セロトニンは脳内でトリプトファンというアミノ酸からつくられます。トリプトファンは、肉類、カツオ節、タケノコ、卵黄、バナナ、ピーナツ、アーモンドなどに多く含まれています。だから、トリプトファンが豊富な食べものを食べるようにしましょう。

↑セロトニンとは、ウィキペディアの記事はコチラ

甘いものを食べたすべての人がうつになるわけではありません。血糖の低下によってうつになるのは限られた人なのです。ある人は砂糖にとても敏感で、わずかの砂糖を摂取するだけで気分が大きく変動します。

↑あの人は平気なのになんで私だけ?
と思いますよね。僕も甘いもの好きなだけ食べたい!と思いますよ。

しかし、砂糖に敏感かどうかだけであり、砂糖に鈍感であるから害がないというわけではないのです。

カルシウムやマグネシウムは、神経の興奮を鎮める「自然の精神安定剤」ですから、これが不足すると、睡眠障害やイライラが起こり、攻撃的になり、凶暴になるのです。

↑イライラや怒りっぽい人にカルシウムとはよく聞きます。マグネシウムにも精神を安定化させる作用があるとは知りませんでした。

良質のタンパク質と野菜を中心とした食事がツルツル肌の源だったのです。

↑美肌は食事から。高い美容液を使うのもいいですが、食事の見直しも行いましょう。

この過剰に放出されたインスリンが、組織を無秩序に成長させ、毛穴をふさぐため、ニキビを促進する皮脂が毛穴から出られなくなります。毛穴にはアクネ菌が住んでいて、皮脂をエサにして増殖します。このとき皮脂は分解され脂肪酸になり、脂肪酸が酸化され、炎症を起こします。こうして皮膚の悪魔、ニキビが誕生するのです。

↑ニキビの発生するメカニズム。インスリンの発生を抑えることが必要です。

今回紹介した本はコチラ

砂糖をやめればうつにならない (角川oneテーマ21)
生田 哲 著

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